僕ぁ 愛のハゲタカだよ!
「僕ぁ 愛のハゲタカだよ! 先輩が消耗するの待ってるんだ!!」自称・愛のハゲタカこと飴宮はじめは、学校中から恐れられている先輩、二宮三郎に猛烈アタック中。ハイエナよろしくつきまとうはじめにウンザリ顔の三郎だったが、一途で真っすぐな体当たりの告白に気持ちはガッチリ仕留められた!? 笑って、ヘコんで、ご飯を食べて、一緒にすごした今日はとっても幸せだ!
羽生山へび子
僕の先輩
無料立読みもあるよ
ずいぶんと昔から作者さんのHPから見ていたので存在は知っていました。
改めてお金払って購入するほどの価値がありますね。独特の画風、画伯と呼ばせていただきたい。
作品の中の先輩のアパートといい、とても昭和臭のする雰囲気なんですが、その独特の世界観に病み付きになります。絵が好みかといわれると、あまり好みではないのですが、それでも読むのをやめられない。そしてこのストーリーにはこの絵柄しかないと思わされます。
THE.硬派な先輩と、先輩を一途に追いかける、はじめ。全体的にはギャグの要素がてんこ盛りなんだけど、決してギャグ漫画ではなく恋愛ものの切なさもある青春BL漫画でございます。
ヤンキーとか硬派とか、全然趣味ではないにもかかわらず、不思議な眉毛の強面の先輩が、妙にセクシーに見えたり、カッコ良く見えちゃってたまらんのです!たまらんのです!(大事なので二度)
もうHPないのでは?と覗いてみたらまだありましたぁぁぁぁぁぁ。しかも漫画が無料のまま残っているし!単行本よりあと設定で高校卒業後のはじめの、少し悩める話もあります。単行本とは別設定みたいな話もあります。
購入前に絵柄とか雰囲気とか、試したい方は覗いてみてください。著者のHPで無料で読めます。
羽生山へび子HP『裏蛇船』より
こちらが⇒『先輩と僕』のページへのリンクです。
え~これまだ全部タダ読みできるん?単行本発行しているのに?太っ腹だなぁ。
はっきりいって、本一冊分くらいあるよね。思いっきりあるよね?
しかも、単行本より大人になったせいか少し色気のあるシーンもちらちらありますことよ。
まぁ、ここを覗きに行けば、自分と作品の相性はわかると思います。
ケロは久々にここを覗いて、さらに三巻続編でないかなぁと思っちゃいました。もっともっと追いかけたい!この二人の行く末を。で…HP覗いていたら面白すぎて30分経過!やっぱ最高!!!!!
タダなら覗いてみようかなぁって行って、この世界観に触れたら、気になって気になってきっと買っちゃうと思うけどね。作者さんもそれ狙ってのHP無料開放しているのだろうか。大盤振る舞いにちょっとびっくりした
家庭環境の悪い先輩と、ごくごく普通の一般家庭のはじめと、生い立ちの全然違う二人。
先輩は暗い過去があるだけに早く大人にならなくちゃいけなくて、アパートに一人暮らしで、寡黙で、怖くて、喧嘩っ早くて、でも慕ってくる人は多くて…。華奢で、真っ直ぐで、短絡的で能天気だけどぐしぐし悩めるピュアな少年はじめとは対照的過ぎる二人。
でも、最初はひょんなことで不良達から助けてもらったことがきっかけで先輩を追い掛け回すはじめが、いつの間にか恋心へと変わり、頑なな先輩を落としてしまう。
一巻だけでも完結していますが、一度読んだらやめられないっ止まらないっ、続編の方も是非読んでいてください。
はぁ~こっちも表紙、いい味出してますね。
昭和臭はしますが、携帯も出てくるしスマホじゃないけど時代設定は2010年くらい?のお話です。でもなんか下町で人情味溢れる雰囲気でほのぼのしちゃうんだなぁ。
続編は一巻と変わらない勢いがありますが、先輩の生い立ちとか掘り下げて深みを増した内容になっています。はじめ両親と先輩の対面などもあり、二人のキャラに負けないはじめ母の存在感に脱帽です。一巻読んだら二巻は読まずにはいられない、読んで損なし、躊躇なし。
はじめ宅で先輩を囲んで初めての両親顔合わせ。接点なさそーな二人なのにいったいどこで出会ったのかと母は問いかけて、ふと浮かんだ疑念を思わず声にする。
はじめ母の雄たけび
あんた、はじめにたかってんじゃないでしょうね
そうまるでハゲタカのように
売られた喧嘩は買う先輩の応酬
ハゲタカはあんたの息子だっ!!
このテンポ、この感性、たまらんっ。
表紙の絵柄を見ていや、これってBLでありえないしと避ける方は多いようですが、足を踏み入れたら最後!虜になる方は多いようです。
ほのぼのあり、ドラマあり、ウルウルあり、ワハハあり。こんなてんこ盛りで素晴らしいBLがあるって皆に知って欲しい、声を大にして叫びたくなります。
BLの固定概念を覆せ!殻を破るんだ~~っ!!
まぁ、何度も言うようだけど買おうか悩むならまずはHP見に行って読んでみて。⇒こちら
HPのなかで特にケロのお勧めは「馬鹿漫画22P」です(なんちゅータイトル)
”マサイ族か、きさまはっ!”
”はじめはそんな子じゃねぇ”(以上)
の台詞に吹いた。読んでからのお楽しみ。漫画は下の方にちっちゃく【次】ってあるから、それクリックしてページめくってくださいませ。
さあ、読んだら毒沼のごとくズブズブと引きずり込まれる羽生山へび子先生の世界にかもーん!