中村明日美子 禁断

BL 漫画 おすすめ【覚悟ある女だけに許された禁断の物語】中村明日美子

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禁断の愛と確執を描いた衝撃作

著者:中村明日美子
薫りの継承(上下巻セット)
無料立ち読みもあるよ

比良木忍は兄といっても、血の繋がりはない。義理の兄だ。竹蔵は後妻の連れ子として、比良木家に迎えられた。兄はいつも冷たく汚物のように、竹蔵を見下す。深い嫌悪と憎悪に満ちた射殺すような視線。毎日毎時毎秒、兄に殺され続けていた。竹蔵は兄に欲情していた。ある晩、竹蔵は正体を偽って兄の寝室に忍んだ。義姉の香水を身につけ、兄の目を覆い隠す。そして、己の欲望の猛るままに兄の体を貫いた……。義理の兄弟、禁断の愛と確執を描いた衝撃作。【公式紹介文抜粋】

BL 漫画 感想【覚悟ある女だけに許された禁断の物語】薫りの継承/中村明日美子

あら、可愛らしいお嬢さんが紛れてきたよ。

開く扉を間違えたんだね。

ここから先に進めるのは、酸いも甘いも知り尽くした大人の女のみ。

禁断の地に足を踏みだせば、そこに待ち受けるのは、とぐろを巻いた大蛇(おろち)。

ねぇ怖いでしょう? 何も聞かずにお帰りなさいな。

ちろちろと覗くに触れたなら、冷たい紫の炎があなたの指を焦がすだろう。

ここで語られる愛は、十字架に縛られ、足元の薪にをつけられても、後悔ひとつ口にしない……業火に焼き尽くされるような激しい熱情。

残酷で妖艶で死の香りさえ漂う物語。

なのにどうしてだろう。

泣きたいほどに無垢なのだ。

破滅に向かって真っ直ぐに進む、奈落とはこういうものなのかもしれない。

 

竹蔵の心の中より抜粋

この指を口に含んだら
兄は怒るだろうか
指をくるぶしを
ふくらはぎを
ふとももを
そしていつからだろう
むせかえるような甘い香りに
酔ってまみれて
俺が気を狂ってしまったのは

 

二人のシーンから抜粋

何も埋まらない生まれない
それでも
姑息な言い訳を用意して
何度も何度も交わる
我々は孤独だ
そして卑怯だ

 

焦がれるに素直に突き進むことは、こんなにも罪深いものか。

対価は支払われる…自分の人生をかけて。

最後に訪れるに、永遠を垣間見る。

 

誰もこんなを知らない。

 

忍の妻への思い

君となら幸せになれると思っていた
明るく優しい君となら
一緒を添い遂げられると思っていた
なのに
わたしは負けてしまった

 

あらまぁ、可愛いお嬢さん。

それでも進むですって?

ごめんなさいね、あなたの事を見くびっていたみたい。

覚悟は出来たみたいだね。

震えているの? 大丈夫よ、手を貸して。

エスコートいたします。

そこから先はご一緒できないけれど。

あなたは一人でこの暗い海に漂うのです。

あなたは息を殺し、声を潜めて読むだろう。

そして全てを見届けたとき、深い余韻に言葉を失うでしょう。

 

もう何も知らなかった頃の自分には戻れないんだよ。

 

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